『パン屋ではおにぎりを売れ』の要約!【考える=広げる+深める】

パン屋ではおにぎりを売れの要約
パン屋ではおにぎりを売れの要約

【本書がおすすめな人】

  • 深く考えることが苦手
  • 良いアイデアを提案することができない
  • 「もっと考えてから来い」とよく言われる
  • 課題を解決するのが苦手
  • 感情や情報に惑わされやすい
  • 嫌いな人と関わるのが苦手

これからの時代、思考力が一番重要になります。

なぜなら、AIの出現によって瞬時に文章が作れる、画像を作れる、データを分析できる様になってしまったからです。

これから必要になる能力は、このAIの能力をどのように活用していくか考えることができる能力です。

そこで『パン屋ではおにぎりを売れ』です。

本書は思考力を上げる技術を解説した本になってます。

「考える」事は資産、地位に関係なく誰でも行える作業です。

しかし「考える」を十分にデキる人は以外に少ないので、考える技術を身に着け思考力を向上させることができたら、重宝される人材になれます。

思考1.0から2.0に更新していきましょう。

本記事では『パン屋ではおにぎりを売れ』を要約し、本書の内容を伝えていきたいと思います。

すべての内容を伝えられるわけではないので、もっと詳しく知りたいという方は『パン屋ではおにぎりを売れ』を購入してみてください。

『パン屋ではおにぎりを売れ』の概要

『パン屋ではおにぎりを売れ』は柿内尚文さん著の書籍になります。

書名パン屋ではおにぎりを売れ
作者柿内尚文
ジャンルビジネス
単行本
ページ数
272ページ
Audible
再生時間
3時間22分
『パン屋ではおにぎりを売れ』の概要

『パン屋ではおにぎりを売れ』は「考える」について解説した本です。

考えるって意外とできないから『パン屋ではおにぎりを売れ』を読んで勉強するか!

柿内尚文は何者?

柿内尚文さんは編集者をしています。

編集者の仕事は主に

「企画を立てる」「取材」「コンテンツにして価値を生み出す」「多くの人にと届ける」の4つなんだって。

今まで編集者として企画した50冊以上が、10万部を超えるベストセラーになっています。

有名な書籍は『パン屋ではおにぎりを売れ』と『バナナの魅力を100文字で伝えてください』です。

この2冊で30万部を突破しています。

現在は編集者としての仕事以外に、「事業構築サポート」や「講演」など多岐にわたって活動しています。

『パン屋ではおにぎりを売れ』要約

『パン屋ではおにぎりを売れ』の要約をしていきます。

  1. 「考える」とは
  2. 非論理的思考も必要なわけ
  3. 考えるときの3つのルール

個人的に

非論理的思考も必要なわけ」が気になるかも!

では順に解説していきます。

「考える」とは

思考観覧車

まず、「考える」ってどういうこと?という説明からしていきます。

今から説明することはものすごく重要です。

【考える=広げる+深める】です。

よし、赤線引いとこうか

「広げる」は可能性を考えていく作業を指します。

わかりやすく言うと、今まで存在しなかったものを生み出したり、新しい価値を作っていったりすることです。

「深める」とは本質的価値を考える作業を指します。

具体的には、1つのことを突き詰めて考えたり、根本的なことを考えたりすることです。

「考える」と「思う」は違う

「考える」と「思う」は違います。

ですが、「考える」と「思う」をまぜこぜにしている人が多いです。

「考える」は目的のために意識的に思考することを指します。

「思う」は頭に浮かんできたことを感じることです。

例えば好きな人がいるとします。

「今何してるのかな?」「こないだのデート楽しかったな」など、自然と相手のことで頭の中がいっぱいになっています。

この場合は目的があって意図的に考えているわけではありません。

つまりこれが「思う」です。

ていうことは、どうやったら足が速くなるかな?って考えることは

「足を速くする」という目的があって意図的に考えているから、この場合は「考える」だね

非論理的思考も必要なわけ

考えるには「論理的思考」と「非論理的思考」の両方が必要になります。

なぜなら、論理的思考では解決できない問題があるからです。

解決できないことは「新しい価値の創造」と「未来を考える」の2つです。

論理的思考はデータを活用し考えます。

論理的思考のみで考えると、独自性が失われ新しいモノを生み出せなくなったり、未来の予測の幅が狭まってしまったりするのです。

たしかに!

論理的に考えたら、ガリガリ君コンポタージュ味なんか生まれないよね!笑

考えるときの3つのルール

意味ある思考をするためには3つのルールを守る必要があります。

考えるときの3つのルール

  1. ゴールを決める
  2. 現状を整理する
  3. 考える=広げる+深める

順番に解説していきます。

1.ゴールを決める

ゴールを決める

思考の迷路にハマる原因は、はっきりしたゴールが無いことがほとんどです。

よって、全ての思考にはゴール(目的)を設定する必要があります。

例えば、「悩み」はどんだけ考えても終わりませんよね。

それは悩みのゴールが無いからです。

したがって悩みはゴールを設定すると、解決するものがほとんどです。

注意点が1つあります。

それは

手段を目的化しない

ということです。

例えば、読書は知識を得る目的で行いますが、「100冊読んだ」「1時間以内で読み終えることができた」など、本を読む量や時間が目的になってしまっている人がいます。

本を読む量や時間が目的になってしまっている人の場合、知識は身についていないので、読書の時間が無駄な時間になってしまいます。

手段の目的化は、思考の迷路にハマる原因になるので、注意してください。

2.現状を整理する

現状を整理する

現状を整理するために必要な過程が3つあります。

  1. 課題を設定する
  2. 必要な情報をインプットする
  3. インプットした情報を整理する
課題を設定する

まずは課題を設定しましょう。

例えば、年間100万円の貯金をしたいという目的があったとします。

そのための課題は月5万円貯金という感じです。

必要な情報をインプットする

次に必要な情報をインプットしましょう。

情報をインプットする理由は、思考するには素材が必要だからです。

注意点が1つあります。

それはインプットの目的化をしないように気をつけることです。

解決策は60%ほどのインプットで、先に進むことを意識することです。

インプットに時間をかけすぎては、いけないんだね

インプットした情報を整理する

最後に情報の整理です。

情報の整理のポイントは、人間の心にある普遍性、本音を考えることにあります。

例えば、めんどうが嫌い、楽なことが好き、面白いものが好き、などです。

人間の本質を考えて整理することが重要です。

3.考える=広げる+深める

思考観覧車

ここでは考えを広げる方法と深める方法を解説します。

考えを広げる方法
  • かけあわせ法
  • 数珠つなぎ連想法
  • ずらす法
  • 脱2択
  • まとめる法
  • あったらいいな

考えを広げる方法は6つあります。

その中で、まとめる法がおもしろいなと思ったので解説していきます。

【まとめる法】

まとめる法はニッチなものをまとめ、新たな価値を生み出す方法です。

例えば、みうらじゅんさんは全国のマスコットキャラクターを「ゆるキャラ」と題してまとめることで、ゆるキャラブームを引き起こしました。

このまとめる法を用いると、1つ1つは普通なものでもオリジナリティーを生み、新たな魅力を引き立たせます。

新しいアイディアを見つけるときにとても使える方法です。

考えを深める方法
  • 360度分解法
  • ポジティブ価値化
  • 自分ゴト、あなたゴト、社会ゴト
  • すごろく法
  • 正体探し
  • キャッチコピー法

考えを深める方法は上記の6つです。

この中で、正体探しが面白いなと思ったので紹介します。

【正体探し】

正体探しは、人の心のなかにある無意識の心理を見つけようとする思考法です。

わかりやすく言うと、人の直感、感覚などあいまいなものを言語化、見える化することです。

正体探しは人の心を掴みやすい思考法で、ヒット商品を生み出しやすい思考法とも言えます。

ヒットは無意識だったものを、見えるものに変えた時に引き起こされます。

ヒット=無意識×人数です。

正体探しの方法は比較の活用です。

例えばバナナが数種類あっても、1回の食事で1種類しか食べなかったら、違いはわかりにくいと思います。

しかし、数種類を1回の食事で食べ比べると味、香り、食感など様々な違いが発見しやすくなります。

正体探しで人の無意識の心理を発見できると、とても楽しいのでおすすめです。

『パン屋ではおにぎりを売れ』感想

『パン屋ではおにぎりを売れ』を読んで自分の普段の思考が、目的もなくさまよっているだけのものと発見できました。

ですので、私自身『パン屋ではおにぎりを売れ』を実践し思考力をつけていきたいと思いました。

『パン屋ではおにぎりを売れ』といっしょに読みたい

『パン屋ではおにぎりを売れ』まとめ

今回は『パン屋ではおにぎりを売れ』を要約してきました。

AIをを使いこなす思考力はこれからの時代、重要な能力になるでしょう。

本記事の要約を読み、もっと知りたいと思った方は『パン屋ではおにぎりを売れ』の購入を考えてみいてください。

思考力は一生物です。

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